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2009年4月20日 (月)

松崎での朝ごはん

4/19/'09(Sun.)

ツバメ合宿の松崎滞在には帆走の他にもう一つの楽しみがある。
美味しい超新鮮なおチャンなのだ。
朝600ごろに松崎港へ行くと宿の船が定置網から魚を揚げて港へ戻ってくるのだ。
女将さんにお魚を頼んでおくと水揚げされたばかりのピチピチ、生きたままのお魚を分けていただけるのだ。
『今日はどんなお魚が入っているかな・・・』と毎回とっても楽しみな瞬間。

P4193357_2 この日の大物は太刀魚。 まだ生きているので背びれが七色に輝きながらうねってる様はとても神秘的だ。
6名いるので大きな太刀魚を一匹と、この時期ならではらしいダルマイカを買うことにした。
オマケに雑魚のアジも数匹いただいた。

P4193360 ダルマイカは墨のプールにいて最初なかなか大きさがわからなかったけれど、救ってみると透明で、見るからに柔らかそうだ。
コレは料理のし甲斐があるものだ。

P4193369 女将さんからまたまた竹の子と摘みたての明日葉もいただいた。
献立はこの時点で即決!

お魚の両が多いので、 オプティっちゃん、 O船長にも手伝っていただきながら魚をさばいていった。
総勢6名で朝からフルコースのお魚料理作りになった。

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太刀魚は計ってもらったら950gもあった。 キロあたり¥2000。
前に沼津港で太刀魚を買ったときに動画サイトで太刀魚のさばき方を見つけて一度経験済みだったので思ったより手際よく捌くことができた。
刺身、 卵の塩焼き、 あら汁には竹の子と明日葉も入れて。

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キッチン、外流し、土間にも2箇所流し台があるので大勢で料理するのにはもってこいだ。
アジは味噌、ネギ、生姜で叩いてなめろうに。 アジのアラも新鮮なので骨せんべいに。

P4193364 ダルマイカは墨を洗い流すとこんなにきれいに。
透き通っていて柔らかさは保障付き。
ゲソまで全てお刺身に。

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太刀魚のお刺身は2皿も出来上がり。
ちゃんと隠し包丁も入れたのよん。
太刀魚は夜になってから捌いた方が甘みが増して美味しいと言われたけれど、充分甘みもあったし、なんたって生き作りなもんだから歯ごたえもあってとってもおいしかったです。

ダルマイカはとっても柔らかくて、しかも甘い!
次回は柚子味噌で食べたいかな。

なめろうは私の好物なので勝手に作ってしまいました。
皆さんにお聞きしなくてすみませんでした。
でも生き作りというのはどんな風に料理してもとってもおいしいモンです。

お料理は大宴会並の質、量でした。
どのお魚もまだまな板の上でピチピチ踊っていて、それなりの苦労はあったけれどお料理のし甲斐があるというもの。
一人じゃあこんなに作れません。 
みなさんのご協力があってこそでした。

水揚げされて一時間後にはいただきます、で、この上なく新鮮なお魚をお腹いっぱい朝から食べたのでありました。
市場で買ってくるよりもさらに新鮮。
ちなみにお魚代は一人当たり¥450でした。 お値打ちでしょ!
~、満足~!

宿を去ろうとしたら女将さんに呼び止められてお庭へ案内された。
女将さんのセンスの良さが伺えるとっても趣のあるお庭だった。
ちょうど2日間しか咲かない山シャクヤクが今朝開いたという。
たったの2日間という短い命なのだそうだ。
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左の写真が満開だそうだ。 ナントも清楚で気品のある装いにうっとり。
港での女将さんとはまた180度ちがった女将さんの一面がかいまみられたのだった。
いろいろわがままを聞いていただいて本当にどうもありがとうございました。
またお魚、よろしくお願いいたします!

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