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2013年4月26日 (金)

旅の準備

今年のゴールデンウィークの旅行先は中学時代からず〜っと憧れてた地、イラン!
当時、W大新卒の女性教師Y先生の、「イランには『世界の半分』と言われてる広場がある。
ここへ将来行く人があったら「先生に絵はがきを書いてよこすこと!」
この一言からもの凄く興味が沸いていたけれど、イスラム圏だし無理だよね〜、と若い頃は諦めていた。
Y先生とは中学卒業以来連絡を取っていないので住所がわからないのが残念だ。

去年もイランへ旅行すべく1月下旬にはエアチケットの手配をしていたらホルムズ海峡がきな臭くなってきて早々にキャンセルした経緯があった。

一年経っても情勢はたいして変わらないし、私たちの行く観光地は軍事施設と関係無さそうなので行ける時に出かけることにしたのだ。
経済制裁でイラン航空は去年秋に日本から撤退してしまって直行便が無い。
2月上旬にエミレーツでチケット予約をしたのだけれどもっと安いチケットがアエロフロートで見つかって変更したのが2月中旬。(帰りはカタール航空:COOTがギリシャの旅行会社で見つけたチケットで、この方法が一番乗換え時間や金額が我が家にピッタリだった)

しかし、チケットを予約した後になって判ったのだけれどイランのVISAがないと、モスクワ→テヘランの便に搭乗拒否されてしまうのだ。
予約と同時に支払いもしていて、キャンセルできないので、何が何でも行かなければならない。

イランはもちろんVISAが必用なので調べてみるとコレがなんとも厄介だった。
東京のイラン大使館のホームページから申請用紙をダウンロードして普通に取得できるものだと思っていたら、相次ぐイランへの経済制裁で団体旅行で旅行会社が申請する以外、我が家のような個人旅行者はV ISAの申請が出来なくなっていたのだ。
それでも個人向けに旅行会社へ一人当たり¥30000の手数料で請け負ってくれるところもあるのだけれど、VISA代¥30000はあまりにも高い!

そんな状態でも裏技、とでも言おうか、イランの旅行会社にて手数料をヨーロッパの銀行に振り込んで、イラン外務省にVISAの許可申請をしてもらって、許可番号を東京のイラン大使館へ確認を取ってからやっと申請できるのだった。
この方法だと一人当たり¥10000ちょっとで済む。(それでも高い!)

2月下旬から手配に動きだしたのだけれど、多分イラン外務省側のミス?で一人分の許可番号しか降りていなかったり、その間にノウルーズというイランの年末年始の長期休暇があったりで、やっとVISAを手にしたのは今月上旬だった。
イラン大使館へは3度通うことになってしまったし。。。。
早くからアクションを起こしていたのである程度余裕はあったけれど、出発一ヶ月前に動いていたら間に合わなかったかもしれない。
そもそもノウルーズ(日本の春分の日の辺り)の長期休暇の前にVISAが取得できる計算だったのだ。

イランの旅行会社の担当者がとても親身になって対応してくれたので国内線と、最初の都市のホテルの予約もお願いすることにした。

必用な手配も終わって準備ができたころになってVISAに関して新たな情報が・・・・
6月にイランで大きな選挙があるそうで、それが終わって落ち着くまでVISAの発給手続きを中止又は延期するように、とイラン外務省からイランの各旅行代理店に通告があったようで、最近になってVISA申請をしようとしてる旅行者が困っているとのこと。
私たちのように払い戻しの出来ない航空券を買ってしまった旅行者は途方に暮れてるだろう。

VISAが取れてやっと本格的に旅の準備を始めることができるようになった。
ここでまたまた厄介なことが・・・・・
厳格なイスラム教、シーア派のイランではたとえ旅行者であろうとも女性には服装の規定があるのだ。
体のラインを隠すゆったりとした長めのコートと、髪の毛を覆うスカーフの着用が義務づけられている。
しかも国際線に乗っていても、イラン上空に入るとコートとスカーフ姿に変身しないとならないのだ。 ひぃ〜〜〜!(機内にコートとスカーフ着用のアナウンスが入るのだそうだ)

公の場でスカーフを取るのは裸になるのと同じ感覚だそうで、女性の服装監視の警察官もあちこちにいて、違反してると逮捕されないまでも、注意を受けたり、服装を正されたりするようだ。
コートはお尻がしっかり隠れる程度、太ももの半分くらいまで覆う丈のものならOKらしい。
イミグレーションで初っ端からトラブるのはイヤなのでもっと長めのコートで行くことにした。
10日間毎日着たまんま、というのもいやなので替えを先日買いに行ったのだけれども、30℃を越すこともあるので出来るだけ薄手で、しかも透けなくて、畳んで小さくなるという条件でサイズに合うものは明るいフレンチブルーグレーのものだった。
一昨日これを黒に染色して、イランバージョンにした。
旅行準備で染色までするのは初めて!

今回の旅はもう一人旅の仲間、Kさんがいる。
イランでは女性同士や、女性の一人旅はそもそも考えにないらしくホテルに泊まりにくかったり、レストランに入りにくかったり、痴漢攻めにあったりするらしい。
そもそも女性一人で出歩いてはいけないのだ。
そんなんで、去年から三人で計画していたのだった。
Kさんとはモスクワで合流することになった。

今回の旅のテーマは『隊商宿や数百年の歴史ある伝統家屋に泊まり歩く』。
美しいイスラム建築、バラの庭園などなど、見所満載! の予定。

ってなわけで、明日早朝から行ってきま〜す!

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コメント

半世紀前、テヘランに父が赴任していました。というだけで、何もなーんにも私は知らないので、ericaさんたちの生の体験記、あとで楽しみにしています。それにしても、このvisa関係の準備は相当に上級者ですね。さすがですね。どうぞお気をつけて。

投稿: ケルン | 2013年4月26日 (金) 12時16分

ケルンさん、
お父様がテヘランに赴任だったんですね。
パーレビ国王の時代でしょうか。
どんな様子だったんでしょうね。
女性は皆チャドルだったのかな。

visaの手続きはCOOTにお任せでした。
大使館へ出向くのも、男性の方が良いかと思いまして。
でも、現地の旅行代理店の担当者は女性でした。
イラクと違って自爆テロもありませんし、治安は良さそうです。

投稿: erica | 2013年4月26日 (金) 21時20分

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